観客を涼へ誘ったかと思えば、トロピカルな世界へ導いたり、チームカラーを視覚的に表すのが衣装の役割。
ここ数年は和紋アレンジが多く見られるが、その使い方もバリエーション豊かで衣装デザイナーの追及は尽きることがない。もちろん個性だけでなく、快適性や踊りやすさなど、様々な配慮がなされている。
踊り子がチームを選ぶ段階で気になる点が衣装だ。
また翌年の前夜祭出場もかかった採点基準であるため、チーム代表者の衣装への想いは深い。
そうして進化を続けた結果、よさこい衣装はアートとしての斬新さや、チームのオートクチュールとしての個性に磨きがかけられチームのプライドをかけた表現の一つになっている。