あたごまち愛組氣炎一座 | 練習風景 Vol.1

『あたごまち愛組氣炎一座(あたごまちあぐみきえんいちざ)』チームの6回目の練習にお邪魔しました!
今日は地元中学校の体育館にて2時間の練習。取材当日は、130名中97名の踊り子さんが参加されていました。
このチームは踊りが好きでたまらない人が多いらしく、練習の30分以上前から集合し、自主練、早く練習を始めたいそうでいつも「早く練習始めよ~!!」とスタッフさんがせかされているそうです。休憩時間も水分補給が終われば、流している音楽に合わせて何度も何度も踊りこんでいました。
また、水玉やチェック柄、無地など色んな色のポンチョみたいな服を着て踊っていたのですが、スタッフさんに訪ねると本番の衣装を想定した服装なのだそうです。どのように腕を振れば袖が綺麗に見えるのかなどを覚えるんだとか。
しかも、このポンチョ、踊り子さんお手製だそうです。

あたごまち愛組氣炎一座 第1回 練習取材 001 あたごまち愛組氣炎一座 第1回 練習取材 002

(隊列の一番後ろで旗を振っている)フラフ隊は全員で5人。フラフ隊 兼 スタッフ業務を行っている為、同体育館で、踊り子の休憩時間に練習しているそうです。その内1人は県外(熊本県)の人で毎年フラフを振っておりますが、練習に参加できない為、ぶっつけ本番で振る予定だそうです。
天候が良い時は綿のフラフ、雨天の場合はポリエステルのフラフと使い分けを行っているとか。
布の大きさは縦3m30cm×横4m50cm、約2.5kg。竿を入れると約3kgぐらいになるそうで、炎天下の中、3kgものフラフを振るのはなかなか体力がいるそうで、1曲づつ交代で振っているそうです。
取材スタッフも少し持たせてもらいましたが、立っている分には問題ないのですが、フラフを振るとなると体重移動や膝の使い方などをマスターしないと綺麗に振れません。
しかも、踊り子のように決まった振りがないので、フラフの振り方にはその人の個性が出るので見ているだけでも面白い!

あたごまち愛組氣炎一座 第1回 練習取材 003 あたごまち愛組氣炎一座 第1回 練習取材 004

しかも、今年踊り子として参加した女性がフラフを振ってみたいとの申し出があったそうです(写真右側)。
踊り子として参加している為、振り付けの練習 + (踊り子休憩中に)フラフ振りの練習。
本祭はベテランの方が振るそうですが、今後の振れ方次第では、彼女に出番が来るかも!?
フラフ隊で女性は少ない為、頑張っている彼女の姿が見れると同時にフラフ隊の女性人口が増えることを願います。

次回の取材時に、どのように成長しているのかとても楽しみですね!